移住支援事業について

今回、東京から愛知県にJターンするにあたって、少しだけ調べた制度がある。

 

それが、「移住支援事業」

 

転職も決まって退職日も決まり、

引越先も引越日も決まった段階で、

ふとLINEのうえの方にでてくる「おすすめ記事?」か何かに、

愛知県移住支援事業」の文字を発見し、

なんとなくクリックしてみたことがきっかけ。

 

読んでみると、こんな内容・・・・(一部省略)

 

(ア) 移住元に関する要件

 

   (前略)

 ・ 2021年4月1日以降に移住した(住民票を異動した)方

 住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上、かつ直近の1年以上、東京23区に在住、又は東京圏(条件不利地域※1を除く)に在住し東京23区へ通勤※2していたこと

(イ) 移住先に関する要件

以下の事項全てに該当すること。

a 平成31(2019)年4月1日以後に別表1 [PDFファイル/106KB]の市町村へ転入していること。

b 移住支援金の申請日から5年以上、継続して居住する意思を有していること。

c 移住支援金の申請時において、転入後3か月以上1年以内であること。

(ウ) 世帯に関する要件

   a 申請者を含む2人以上の世帯員が移住元において、同一世帯に属していたこと。

   b 申請者を含む2人以上の世帯員が申請時において、同一世帯に属していること。

   c 申請者を含む2人以上の世帯員がいずれも、平成31(2019)年4月1日以後に転入したこと。

   d 申請者を含む2人以上の世帯員がいずれも、支給申請時において転入後3か月以上1年以内であること。

      (中略)

 

3 移住支援金対象求人のマッチングサイトへの掲載

  あいちUIJターン支援センターホームページ(https://www.uij-aichi.jp/)に掲載。「移住支援金対象」のマークが付いている求人が、移住支援金対象求人となります。

4 移住支援金の支給額

   世帯の場合 1世帯につき100万円

   単身の場合 1人につき60万円

      (※1回しか申請できません)

     (後略)

    

だいぶいろいろな箇所を端折ったのでわかりづらいけど、

要約すると、

 

・東京23区に5年以上住んでて(もしくは23区内の企業に5年以上かよってて)、

・そこから地方(今回の場合愛知県)に移住し、

・愛知県の企業に就職または東京で働いてた企業に属しながらテレワークもしくは

 起業など(いろんなパターンあり)して仕事しつつ、

・愛知県内の該当する地方自治体に住む

 

ことで、世帯なら100万円、単身ならば60万円支給されますよ!

っていう話。

 

二度見、三度見しました。

こんなおいしい話があったとは!

見つけた時はかなりテンションあがりました。

 

愛知県の企業に転職する場合は、

特定のマッチングサイトに記載の求人じゃなければいけないけど、

「テレワーク」ならば東京の企業にいながら

「フルリモートとして愛知県に移る」ことでOKなので、

今回の場合、私のパートナーの状態にあてはまる

 

そう思ったんです。

それならば、単身としての60万円より、

世帯として100万円出たほうがよいだろう、と思ったとき、

「移住元でも同世帯であること」だけが引っかかってくる・・・

その時点では、私たちはただの同居人であって、それぞれ別世帯だったので。

 

電話で問い合わせたところ、移住元で同世帯であった期間は

問われないとのことだったので、

思い切って、まだ籍は入れる前だけれども、

杉並区にいる間に「世帯合併」の手続きをした。

いわゆる、私とパートナーは、一時的に事実婚状態」になったのだ。

(私的には、パートナーがちゃんと入籍してくれるか不安もあったので、

その手前ではあるけど事実婚状態に持ち込んだだけでも少し嬉しかった)

 

よし、これで完璧!

あとは移住して、特定の期間内に必要書類をそろえて提出すればOK!

・・・と思ってた矢先、

世帯要件について電話で問い合わせるのと同時に

メールでも同じ内容について少し詳しめに問い合わせを投げたものの返信がかえってきていた。

よくみると、

 

「今回のケースは当てはまらないと思われます」

の文字。

 

ついうっかり「世帯要件」の部分にだけ目を取られていたけれど、

そもそもの、「テレワークする場合」に支援金が支給される対象の自治

名古屋市」がリストアップされていなかったようだ。

 

移住先の指定自治体の中には、「名古屋市」はもちろん入っていて

「愛知県の企業に就業」する際にはその対象自治体もそれと同じリストなのだが、

「テレワークする場合」は、それ+α別のリストがあり、

そこには確かに「名古屋市」の記載はなかったということ。

 

完全に失念してた・・・

というより、わかりづらい・・・。

 

まあ、考えてみれば、名古屋も東京に比較したら「地方」とはいえ、

東海圏の中では「都市部」なわけで、

「テレワーク」は都市部の密集を防ぎたい意図もあるわけだから、

県内の企業に就職してくれるわけじゃないなら、

ある程度田舎に住んでくれた方が、本来の意図には合致する、

というのは理解できるのだが・・・・

・・・とはいえ、すぐ近くの一宮市などがリストに入ってるのに、

などのもやもや感は否めない。

かといって、そもそも引越してくる際に名古屋市以外を考えたかというと、

名古屋市前提で考えていたので、仕方ないか。

 

ということで、

予期せぬ情報により100万円臨時ボーナスか?!と一時的に舞い上がったものの、

結局そんな甘い話はなかったという結末。

 

残念ではありますが、今回のゴタゴタを機に、

「世の中には意外と知らない制度とか、もしかすると該当するかもしれない

国の支援施策とかがあるんだなあ」

ということが知れただけでも収穫だったのでOK、

ということでキッパリとあきらめて次へ進みたいと思います。

 

 

今回のテーマの詳細はこちら👇

愛知県移住支援事業(移住支援金の支給)について - 愛知県